アンテイーク花紫地に孔雀模様の長羽織

大変美しい花紫に、白い孔雀が羽根を開げている華麗な羽織です。前身脇に仕付け糸が付いています。　画像5サイズ　前身丈　約95cm、後ろ見頃丈　約92cm裄　約63cm、袖丈　約64cm紋様全体は京友禅手法の糸目に依って白抜きにされています。糸目とは、糊状の特殊な液体を、ケーキ作りの飾り付けに用いる様な筒型の入れ物に流して、先の尖った金属製の筒を筆代わりに押し出しながら、1mmに満たないほどの線模様の輪郭を描きます。この部分は糊の役目ですので、地色を染める際には白抜きになります。友禅とは、糸目(糊状の細い線)で描かれた紋様の中に彩色する手法です。私は若い時に逸品物を製作する京都友禅工房で彩色の仕事をした経験からの所感です。江戸時代に京都で友禅斎という方が考案した事で着物に施す模様が多彩になりました。京着物が華麗さと上品さを兼ね備えた衣裳になった由縁です。布地には縦に細いシボが入っています。　画像4孔雀の顔、胴、羽根の先(白丸の中心部分)には金色の箔が押されています。　画像7羽裏は数種の鼓胴が可愛い布地です。　画像3羽織紐も付いています。　画像6(房は長期保管に依って、ばらついています)羽織としての着用だけではなく、お洋服の上に羽織ってもお洒落です。アンテイークならではの女子UP！華麗な長羽織で御座います。#アンテイーク着物#孔雀模様

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